私たちに出来ること

日本は島国であり、輸出入で成り立っている国です。
船という輸送手段は、世界中で活用されていて、特に島国はその手段に頼らざる得ない状況があります。日本はその傾向が強く、これから先も船がなくなることはないでしょう。
また、物資を1番多く運べる乗り物も船です。自動車、電車、飛行機…などの輸送では限界があります。
どの乗り物よりも多くの荷物を運ぶことができ、用途も様々で、様々な荷物を運ぶことができます。

多くの荷物を運ぶ上で、船は必要不可欠な存在であります。船は荷物を運ぶだけでなく、まず第一に船を安全に運航させることが重要になります。そのために様々な装置が搭載され、定期的なメンテナンスをしていくことが大切です。

私たちの事業はその一部を担っているのです。

輸出入がスムーズにできること=船の安全が守られているということです。
株式会社S&S Serviceは船の安全を守っていくという目的を使命とし、船が存在する以上、共に歩んでいきます。
現在、世界的な取り組みとして二酸化炭素を抑える脱炭素の船が注目されています。今後、建造されるていく船は重油以外のエネルギーが主軸になってくるでしょう。

それに代わるエネルギーといえば…
水素、LNG、アンモニア、電気などがあります。どんなエネルギーであっても、火災のリスクを避けることはできません。ガスエネルギーの場合、小さな火種で大爆発に繋がる可能性があります。電気エネルギーの場合、静電気により小さな火種から火災になるリスクも常にあります。
代替エネルギーを導入していく上でも、船の安全は第一に確保していかなければなりません。

「人の命を守る仕事」

万が一の時のために船の消火設備やガス検知器がいつでもどんな状況でも安全に動作するようにメンテナンスをすることが私たちの使命です。 

火災は人の命までも奪ってしまう危険な災害です。 
陸上では、 火災が起きたら消防士がかけつけますが、 海上にある船では火災がおきても消防士はすぐには来ません。 海上で火災がおきた時の対処法は2つです。 
消火するか逃げるか。 
消火する場合は船員たちが消火設備を使用し、自分の身を守れるように、いつでもどんな状況でも安全に使用できるようにメンテナンスは欠かせません。私たちの仕事は直接人命救助をするわけではありませんが、間接的に人命救助に繋がるとても大切な役割を担っています。

 船主も人の命を預かっている立場でありますが、海の上で火災が起きてしまった場合はどうすることもできません。
船の火災において大切なことは次の二つです。

第一に全員無事に助かること。 そして、次に船の火災を最小限に食い止めること。 
船は陸上とは違い、構造が複雑です。消防士が駆け付けたとしても出口がわからなくなり、閉じ込められてしまう危険もあります。
私たちは複雑な船の構造を熟知しており、消火設備を使用し、的確に指示を出せることが強みです。 

火災のようなもしもの事態は、起こらないに越したことはありません。しかし、もし火災が起こったときに人命救助や、火災を最小限に抑えることができたならば、メンテナンスは船主にとってもメリットとなります。

私たちの仕事はもしもの時に備え、人命救助に携わっていることを意識して日々メンテナンス業務にあたっています。 

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